歯磨きを手伝うと、痛いといって嫌がります。
  どうしてですか、どうすればいいのでしょうか?


正しい方法で歯を磨いているのに、痛くなるのは歯ぐきが弱っているためでしょう。日ごろからきれいに磨けていれば、歯ぐきも健康なので、歯磨きをしたぐらいで痛みが出ることはありません。
しかし普段の歯磨きが不十分な場合、磨き残しが原因で歯ぐきに炎症がおき、歯ブラシがあたるだけで痛みを感じるのです。
解決の方法は、少し痛みがあっても一本づつ丁寧に歯を磨くようにすることです。
そうすれば歯ぐきもきれいで、きちんとしまったものになってきます。
きれいに磨けたかどうかは、明るい場所で歯や歯ぐきのチェックをしてあげてください。
夜歯を磨いているだけでは、汚れがきれいに取れているかどうか、なかなか判定はできません。

きれいな歯ぐき



左の写真のようにきれいな歯と健康な歯ぐきなら、歯ブラシをしても痛みなど出ることはありません。
歯がきれいに光っているのが分かるでしょう。
歯ぐきも薄いピンクでまったく申し分のない状態です。









歯肉炎、脱灰



この写真のお子さんは、歯ぐきが少し赤くなっていて磨くと少し痛がっていました。
またこれまで、歯ぐきとの境目まできれいに磨けていなかったため、はぐきに近いところが白くにごり、むし歯になっているのが分かりますか。



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