クイズ1の答え C) もしくは B) 解説
甘さの強い弱い(量の多い少ないも)は、むし歯を作るバイ菌の活動にはほとんど関係ないので、すごく甘いものを食べても、甘みを抑えたものを食べても、むし歯のでき方に差はありません。
よって正解は、理論的にはC)です。
しかし現実に合わせて考えると、すごく甘いものを食べた後と甘みを抑えたものを食べた後には、かなりの違いがあるようです。
ご自身の経験などとも比べながら考えてください。
甘みを抑えたものを食べたときは、食べ終わったすぐ後でも 「もう一つ食べよ」 といったふうに、手が出ることはありませんか?
ここがポイントです。
甘みを抑えてあれば、ついつい回数が増え、そのたびに歯が溶け、むし歯になりやすくなるのです。
それとは逆に、すごく甘いものを食べたときは、しばらくは見たくもないというような気になり、結果的には食べる回数が少なくて済むはずです。
歯の汚れる回数が少なければ、むし歯にはなりにくくなります。
このような考え方をすれば、B)も正解と言えるでしょう。
A)が正解ということはまずありません。
十分理解していただけましたか。