毎晩子どもの歯磨きを手伝っています、しかしむし歯ができてしまいます。
どうしてなのでしょうか、子どもの歯の質が弱いのでしょうか?


子どもの歯をむし歯にさせたくないという気持ちで、歯磨きを手伝っているお母さんは大勢おられます。
しかし治療をしても、次々とむし歯ができてくるお子さんがいます。歯磨き

このような方の場合、チェックしておかなければいけないことが2つあります。

一つ目は、きれいに磨けているかどうか。
二つ目は、食生活に問題はないか。


このどちらかがうまくいっていないと、むし歯を抑えることはできません。

窓ホームページの別のところでも述べていますが、夜磨いている方は結構磨き残しがあります。その理由は、おうちの明かりでは奥歯の隅々までよく見えないためです。きれいに磨けているか、磨き残しがあるのかチェックできないのです。せっかく歯磨きを手伝うのですから、どうか効果のある歯磨きをしてあげてください。そのためには、歯磨きは夜だけではなく、天気のいい日に窓際で手伝うようにしましょう。夜見ていた子どもの口の中が、まったく別人と思えるほどよく見えますよ。お母さんがお勤めの方は、お休みの日だけでもかまいません。少なくとも週に一度は、昼間に歯磨きを手伝い、自分の日ごろの見落としを発見してください。


歯ブラシが上手く出来ていても、デンタルフロスを使っていないと、歯の間のむし歯を防ぐことはできません。
是非デンタルフロスを使うようにしてください、一日一回でも十分むし歯の予防効果があります。
それでもむし歯ができてくる場合は、食生活に問題がないかチェックしてみましょう。
このホームページに、食事調査用紙があります。食生活の実態を調べてください。
「食べる時間がだらだら長い、ちょくちょく頻繁に口に物が入っている、夕食後に何かを飲み食いしている」。
このようなお子さんはいくら歯磨きをがんばっていても、次々とむし歯ができてくるでしょう。

できれば小児歯科の専門医に相談し、原因と解決方法を見つけていただくのが懸命です。


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