おじいちゃんやおばあちゃんが、お子さん（孫にあたる）にお菓子を下さる。
子どもの歯がむし歯にならないよう、気配りをしているお母さん、こんなことで
困っているということはありませんか？
せっかくお母さんがお菓子をあげないようにしているのに、おじいちゃんたちがお菓子をくれるというのは、本当に困ったものですね。
子どもにむし歯ができたのは、おじいちゃんやおばあちゃんのせいです。

私の患者さんの中にも、「おじいちゃんがお菓子をくれるので困っている」方がいます。
「私はできるだけあげないようにしている」そうです。
そこでお母さんに、具体的に回数を聞いてみました。
「おじいちゃんは１週間に、何回ぐらいくれはるん？」
「３〜４回ぐらいかな」
「お母さん、あなたは何回上げてるんやろ」
「５回ぐらいです」　あっ！「私のほうが多いわ」

そこでビーバー先生いわく
「この子のむし歯できたん、おじいちゃんのせい違うね」

おじいちゃんやおばあちゃんが、お菓子くれて困っているあなた、あなたのところはいかがですか？
お母さんがお菓子くれないといって、家出した子もいないでしょう。
お菓子を買うのを、おじいちゃんたちに任せておく、ぐらいの気持ちでいてはいかがですか。
自分は、買ったつもりでお金を貯金しておき、貯まれば好きな服でも買いなさい。そうすればおじいちゃんたちを悪者にすることもありません。

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おじいちゃんがお菓子くれるからむし歯が増えた