時には歯の数が不足していることもあります。歯の芽そのものが無く、先天性欠損と言います。
写真のお子さんは、下の前歯が2本足りません。
糸切り歯(犬歯)から糸切り歯まで全部で6本あるはずの歯の数が4本しかありません。左右対称に不足するケース、片方だけが不足するケースなど様々ですが、このような方は永久歯も不足することもよくあります。交換の時期になれば、永久歯の数がどうなっているのかレントゲンを撮って調べることが大切です。
矢印の部分の2箇所の歯が欠損しています。
食生活に支障はありません。
左のレントゲンは、8歳のお子さんのものです。
矢印の部分に本来ならあるはずの永久歯が、2本先天的に欠損しています。
このお子さんの乳歯は2本くっ付いた癒合歯でした。
乳歯が癒合歯であったり、先天性の欠損である場合、永久歯の数に異常が起こることはよくあります。
心配なことがあれば、かかりつけ歯科医によく相談してください。