日本人は洋物が大好きなようです。外国、特に西欧からのものが好まれます。
バッグはヴィトン、くつはフェラガモというような具合です。
二年前、国際小児歯科学会でパリの町を歩いていたとき、ルイヴィトンの店の前で長い行列を見かけました。その行列を作っていたのは、ほとんどが日本人でした。
食生活にも同じような現象が起こっています。
ハンバーグやポテトチップス(ファーストフード)がおしゃれで、豆腐や、菜っ葉の煮付け(スローフード)などはダサいと考えているようです。
しかし、外国大好きなみなさん、外国人(特に欧米人)は、過去の日本の食生活を手本にしようとしていることをご存知ですか?
日本食(ただし、過去のもの)は低カロリーで肥満になりにくいため、彼らは日本食を手本にしようとしているのです。
過去の日本には、肥満の人はあまりいませんでした。だから参考にしようとしたのでしょうね。
今の日本人をアメリカの人が見たら、誰も参考にしようなどとは考えなかったでしょう。肥満児だらけですからね。
今一度肥満の無い健康食、和食を見直してみませんか。(むし歯の予防にも効果がありますよ)
一口食べたものは、お茶などで流し込む食べ方をすると、噛む回数が少なくなります。
よく噛んでから飲み込む食べ方になれば、一口で20〜30回ほどの噛む回数に増え、唾液の分泌も消化吸収もよくなり、食べ過ぎなくても満腹感が味わえ、結果肥満予防につながります。
私の知人でアメリカ人の女性がいます。お寿司が大好きなのですが、あまり細くはありません。
日本食を食べているのに何でだろう?
じつは彼女、私の3倍も食べるのです。
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