私はいくつかの保育園の嘱託医をしていますが、そこでは給食やおやつなどに充分配慮され、さまざまな工夫がなされています。 給食やおやつのほとんどが手作りであり、おやつも子どもたちの健康を考えたものになっています。 給食後には子どもたちが歯磨きをした後、保育士の先生が仕上げ磨きをしてくれています。 デンタルフロスを使い、歯の間もきれいに磨いています。 園児の心と身体の健康を増進する一環として、楽しい食生活と歯の健康を捕らえていただいていることは、とてもすばらしいことだと思います。 家では歯磨きを嫌がっていた子どもたちも、園ではとても楽しそうに歯磨きをしています。 これらの保育園では、歯科の嘱託医を依頼する義務の無かったときから、園児のむし歯予防に取り組むため、小児歯科医である私に園医を依頼されました。 園医を引き受けた当初から、むし歯予防のために年2回に歯科健診を実施しています。 健診結果はむし歯のあるなしの報告ではなく、清掃状態や少し弱りかけている歯の指摘など、細かく保護者に連絡しています。日ごろの食事調査も実施しています。 当然のことですが、園の子どもたちの口の中はとてもきれいにされています。 そして何よりもすばらしいことは、食べ物に好き嫌いのある子どもはほとんどいません。 各保育園の様子を掲載しておきます、リンクも貼ってありますので是非訪れてみてください。 |
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安威たんぽぽ学園 (大阪府茨木市) | |||||||||||
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千里山やまて学園 (大阪府吹田市) | |||||||||||
下も健診風景です。新人の保育士の先生も、歯磨き、フロスの特訓です。 |
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