長澤まさみさん、赤ちゃん大切に　（まだ見ぬ長澤まさみさんのお子さんのために）
　　これは以前、長澤まさみさんがある飲料のコマーシャルをしておられたときに書いたものです

長澤まさみさん、母乳で赤ちゃんを育てることは、とてもいいことです。
しかし、あなたのカ○○スのコマーシャルのように、おっぱいや離乳食を卒業した後すぐに、市販の飲料を与え始めると、様々な点で不都合が生じてきますよ。

少し例を上げると
飲む頻度が高ければ、食事をおいしく頂かなくなる。
飲む量が多いと、肥満の原因にもなる。
また、歯にもとても悪い影響が出る。

運よくむし歯にならなければいいのですが、残念ながら小さなお子さんの歯は質が弱いため、あっという間にむし歯を作ってしまう危険が潜んでいます。

かなりひどいむし歯になってしまっても、子どもの歯はほとんど痛みを感じないため、受診が遅れることも珍しくありません。

母乳が終わり、離乳食を与えるようになれば、水分補給は湯冷ましかお茶にしておかれることをお勧めします。
たとえ市販の飲料を薄めても、それは肥満の予防には役立つかもしれませんが、むし歯の予防には何の役にも立ちません。

あなたがご自分のコマーシャルどおりにお子さんを育てられると、下の写真と同じようなむし歯が、かわいいお子さんの歯にできてしまう危険があることを、十分理解してあげてください。
子育て中のお母さんたちも、どうぞ参考にして気をつけてください。

下の写真は、当院を初めて受診されたときのもので、そのときの年齢です。それぞれ別の患者さんです。
写真をクリックすると、大きな写真を見ることが出来ます。

１歳０ヶ月児

１歳０ヶ月児

１歳６ヶ月児

１歳８ヶ月児

２歳９ヶ月児

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