交換期障害
交換期抜歯

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5の交換期障害

抜歯後四ヶ月

抜歯前

抜歯後四ヶ月
抜歯前

交換期障害

乳歯が抜けないのに永久歯が生えてきた。

このようなケースでは、ほとんどの場合乳歯を抜歯する必要があります。
乳歯のぐらつきが少ないときは、歯の根が長いまま残っています。
このような時は、自然に抜けるのを待たず、早めに抜歯するのがいいでしょう。
その後の歯並びがどうなるかと心配される方も多いのですが、とりあえずはそのまま経過を診ることになります。下の前歯の場合、歯が生えるスペースがあれば、自然に治ることもあります。
左の写真、上から2枚は下顎の永久歯が舌側から生えてきたものと、その乳歯を抜歯したものです。乳歯の根が長く残ったままになっているのがおわかりでしょう。

その下の2枚の写真の患者さんも、永久歯が乳歯の後ろから生えてきたケースです。
左は乳歯を抜歯する前の写真で、右は乳歯を抜歯して四ヶ月後のものです。
特に装置を使って治したわけではありませんが、ほぼ自然に並んできているのがわかるでしょう。生えるスペースがあれば、このように並びますが、スペース不足できれいに並ばないこともあります。
いずれにしても、主治医とよく相談してください。
参考までにその他の生え方のおかしいケースを2例その下に紹介しておきます。
ほとんどの場合、乳歯を抜歯して経過を見ることが多いと思います。しかし時には早めに矯正をするほうが適切なこともあります。

異所萌出唇側