おしゃぶり使用の考え方

小児科と小児歯科の保健検討委員会

おしゃぶりは出来るだけ使用しないほうが良いが、もし使用するなら咬合の異常を防ぐために、次の点に留意する。(要点のみ抜粋)

1)発語やことばを覚える1歳過ぎになったら、おしゃぶりのフォルダーを外して、常時使用しないようにする。
2)おそくとも2歳半までに使用を中止するようにする。
3)おしゃぶりを使用している間も、声かけや一緒に遊ぶなどの子どもとのふれあいを大切にして、子どもがして欲しいことや、したいことを満足させるように心がける。子育ての手抜きとして便利性からだけでおしゃぶりを使用しないようにする。
4)おしゃぶりだけでなく指しゃぶりも習慣づけないようにするには、(3)の方法を行う。
54歳以降になってもおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮してかかりつけの小児科医に相談することを勧める。

以上は学会関係者の見解です、参考にしてみてください。                    

おしゃぶりは出来るだけ使わないほうがいいでしょう。
どうしても使用する場合、1才のうちに止めるようにしましょう。
2才過ぎまで使っていると、前歯の隙間がとじないことが多くなるという研究もあります。



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